本記事は、文系大学出身である私が未経験からエンジニア転職できた理由を考察したものです。 また、記事の最後にはエンジニアにキャリアチェンジを考えている方向けに具体的なアクションプランをお伝えいたしますので最後までご覧ください。
未経験からエンジニアになれた2つの理由
結論から申し上げますと、私がエンジニアになれた理由は以下2つだと考えています。
- 悩みごとを解決できる素養があった
- 制度のゆがみを利用できた
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.悩みごとを解決できる素養があった
「エンジニアの実務経験がないのに会社の悩みごとなんか解決できっこない」と思った方はいるのではないでしょうか。
そんなことはありません。エンジニア以外のスキルや業界知識を求めている求人はあります。 逆説的に言えば、すでにエンジニアの人でエンジニアリング以外のスキル・業界知識がないため会社は未経験エンジニアで採用をしているとも言えます。
例えば、私が応募した求人はエンジニアの実務経験は必須ではないけれども、ビジネスレベルの英語力を求められていました。
その背景は、日本側で行っているタスクを海外メンバーに移管したいそうなのですが、どうやら英語を流暢に話せる人がおらずタスクの移管ができていなかったようです。そのため、エンジニアの実務経験は求めないものの英語ができる人材が欲しかったのです。
そこで、私が有していた英語力をアピールすることにより、エンジニア実務未経験でも合格することができました。 なので、自身の有しているスキルで会社の悩みごとは解決できるか?という視点で求人を見てください。
2.制度のゆがみを利用できた
文系でもエンジニア転職できた理由2つ目は「制度のゆがみを利用できた」です。
どういうことかと言うと、私が応募した求人は未経験エンジニア採用を始めたばかりでした。新しい採用が立ち上がって間もないということは裏を返すと、実績がまだ少ないということです。
実績がまだ少ないということは、採用基準がまだ曖昧のため受かりやすいのです。 逆に採用実績数が増えると、未経験からエンジニアとして成功・失敗した人物像が分かり採用基準がブラッシュアップされ(採用基準が厳しくなり)受かりにくくなります。
つまるところ、未経験エンジニア採用を始めた初期の採用基準が緩いタイミングで応募すると合格しやすいということです。
アクションプラン
以上を踏まえたうえで読者の皆様に取っていただきたいアクションプランは「定期的に求人を確認すること」です。求人を確認するうえでは以下2つのポイントを抑えてください。
- 現職の経験・知識で会社の悩みは解決できそうか?
- 会社の未経験エンジニア採用は間もないか?
皆様の転職活動がうまくいくことを願います。